新型コロナ対策

看護師出身の医療・福祉向け経営コンサルタントの(株)NSコンサルタンツが運営するブログです。日総研出版より看護関係の執筆多数あります。 本来は看護を中心とした業務改善の専門家ですが、(株)ホギメディカル出身ですので感染対策についても得意な指導分野です。顧客からの質問も多いのでブログを書くことにしました。私見が多くなりますが、よろしくお願いします。

    2020年は主に新型コロナ関連の対策等の情報をお伝えしていきます。 NSコンサルタンツのHPは以下となります http://ns-consultants.co.jp/ YAHOOショップ開店しました。 https://store.shopping.yahoo.co.jp/ns-consultants/search.html FaceBookは以下となります。 https://www.facebook.com/toshifuminishina

    ランチで数件立ち寄ったお店の対策状況レポート
    ①入り口のドアノブは不特定多数が触る。
    ②入ってすぐにアルコールポンプ
    ③席では、横にスクリーンがあるタイプか、カウンターのスタッフ側にスクリーンがあるタイプです。
    スタッフ側にスクリーンを立てるタイプは、商品の受け渡しのためでしようか、目線程度の高さのお店が多いですが、それでは飛沫予防には意味ないです。
    飛沫予防のスクリーンなら目線+20センチの寸法は必要です。
    ④共有物は箸箱、ドレッシング、醤油
    ⑤共有物はトイレのドアノブ、自動以外の水栓スイッチ

    感染対策の観点では、共有を無くす。コンビニのドレッシングみたいに1個20円とかで小分けを売ってくれたら良いのにと思います。
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    最近はどこに行っても、アルコール消毒を促されます。液体タイプ、ジェルタイプがありますが、どちらを選んでも大丈夫です。ただし、アルコール消毒には、消毒のための適正濃度があります。それは、60%〜990%の範囲であり、さらに効果が高い濃度は70%〜80%とされています。
    アルコール系消毒薬は、インフルエンザや、コロナウイルスの細胞膜を破壊してウイルスを壊します。一部の菌にも有効ですが、芽胞をもつ菌には効果がないです。また、ウイルスでも、ノロウイルスには効果がありません。

    アルコール消毒は、70%〜80%のものを、ワンプッシュして使って下さい。これで、インフルエンザ、新型コロナは除菌出来ます。
    粗悪品の場合、アルコール濃度が足りない物もあるようですからご注意下さい。
    アルコール消毒の弱点は、揮発性で皮膚の乾燥です。
    また、流水と石鹸がすぐ使えるなら、アルコール消毒よりも流水で流した方が清潔度は増します。

    手のシワや、爪まで綺麗に出来るのが良いです。


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    入り口に、アルコールボトル

    ①受付

    設備  カウンターに透明パーテーション

    事務員 マスクのみ

    受付にて検温


    ②問診 タブレット

    タブレットは、個人用タッチペン


    ③医師問診

    入室時は、ドアノブ 接触あり

    問診カウンター 透明パーテーション

    問診出口もドアノブ 接触あり


    ④比重採血

    採血カウンター 透明パーテーション

    採血看護師 マスクのみ


    ⑤献血ルーム

    献血台毎のパーテーションなし

    看護師 マスクのみ プラスチックグローブなし

    献血をする協力者は、マスク


    ⑥献血後の退場は交差ないように、ビルのエレベーターか、階段利用

    献血ガードない人は、紙、ペンで個人情報の記載をしてました。


    気になるポイント

    医師問診、比重採血で交差導線がありましたが、基本的に導線分離にレイアウトされてました。

    ドアノブの接触が気になりました。

    採血する人が手袋してないのにビックリしました。

    後はノーマークでしたが、待合にある無料の自動販売機のボタンは直に触りました。自販機も不特定多数が触るんだなーと振り返って思いました。

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