オミクロン株、どんどん広がって来てますが、酸素が必要になるまで悪化する人がほとんどいないです。オミクロン株だけでも感染症分類を5類にしたら良いのではと、当院の医師とも話しています。
ワクチンを2回以上打っていれば重症化リスクはほぼない実感ではありますが、中和抗体療法はオミクロン株にはほとんど効いていない感じです。私が所属するクリニックでも、職員家族が感染し、世話するお母さんである看護師に感染拡大し、マスクありでも、接触がある職員は抗体検査をして安全確認してから診療に当たる等の対応が始まっています。
オミクロン株は、インフルエンザ相当の取り扱いにして、抗原検査陽性なら、経口薬を投与して6日後に社会復帰可能てする形にしないと社会システムが破綻しそうです。
インフルエンザでは、抗原検査陽性で、タミフルかイナビル投与で5日後に社会復帰可能という仕組みで運用してますが、この形にあわせるのが必要だと思います。
インフルエンザは例年なら年1000万人がかかる病気ですが、社会破綻はしていません。
今のオミクロン株の致死率はインフルエンザよりも低い数字ですから政府の方針変更に期待しています。