新型コロナの在宅療養中に急変して突然死というニュースが増えてきました。
長年様々な病気を見て来ましたが、呼吸器の病気が1番死の恐怖を感じる辛い病気だと思っています。痛いとか、気持ちが悪いよりも、息が出来なくて苦しいという状態が1番辛いのです。
新型コロナの中等症では酸素投与が必須で、酸素が体内に取り込まれて入りかを確認するのが血中酸素飽和度、いわゆるサチュレーションモニターです。私達は、万が一患者さんに在宅待機をさせる場合には貸出用で必要だろうと昨年5月に30個を病院で在庫として念のため確保しました。ちなみに、私達の様な感染対策している人の多くは1台は家庭に持っています。
在宅待機を行う場合は、サチュレーションモニターで定期的に血中酸素飽和度を測る必要があります。自分の場合はアップルウォッチで常に酸素飽和度は計測されています。酸素飽和度の危険な目安は安静時93%以下です。90%以下で酸素投与を必要とする段階です。85%以下では入院での管理が必要になります。
新型コロナは、肺炎を発生させます。この肺炎は急激に悪化する場合があるのと、血栓を作りやすいという新型コロナの病態が関与して、肺塞栓や、肺梗塞という状態が引き起こされると、突然死が発生するリスクがあります。
無症状の人であっても、急性増悪は起こりえますので、アップルウォッチ等の生体監視装置を活用して、酸素飽和度や心拍をモニターして、異常を保健所や、医療関係者が確認できる体制が必要だと思います。具体的には、定期的に数値を写真にとり、LINEで保健所の人に見てもらうというような行動です。
私の場合は、運動以外で心拍数120回以上で警告がでますので、お酒を飲むとアップルウォッチから警告されています。酸素飽和度での警告経験はまだないですが、定期的に計測しているのはiPhoneのヘルスケアというアプリで確認できます。
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