去年も私が医療従事者登録しているクリニックからの出張で、企業内での出張インフルエンザワクチン接種に看護師として参加してきました。
オペレーションは、
①事前に問診票を配布して書いて来てもらう。
②事務員 問診票の記載漏れ確認、非接触体温計での体温計測して、記載
③医師による問診、診察
④異常なしの場合はワクチン接触
⑤接種後に異常がある場合はクリニックに連絡をもらう事を含んだ注意事項の紙を渡す。
以上の形です。

準備物品は、
往診カバン
人数分+予備少しのワクチン
副作用の説明用紙
1ml針付きシリンジ 人数分+予備少し
ゴミ入れ、問診票回収封筒

配置人員
医師1名
看護師2名
事務員1名

インフルエンザワクチンは1バイヤルで2人分ですが、新型コロナは6人分です。
ロスがない様に6の倍数で予約して対応が必要となります。

基本的には、コロナワクチンも同じオペレーションになると思います。
違いは、インフルエンザは皮下注射
新型コロナは筋肉注射
ですから新型コロナの方が痛いです。

インフルエンザワクチンの集団接触は50人で1時間くらいです。
1番時間がかかるのが、着衣を脱ぐ時間です。
企業内の場合は、先に女性、後から男性で対応しています。医師の診察で、呼吸音の聴診をするためと、注射の際にTシャツ程度にしてもらわないと脱ぎ着の時間が大変だと思います。

だいたいの流れは同じですが、新しい薬剤の投薬ですから、副反応の観察時間をどれくらいとるかがポイントになると思います。