インフルエンザワクチンは、4つの型に適合するように調剤されています。4つの型の内訳は、A型2種類、B型2種類です。
インフルエンザの場合も、流行に応じて対応する型を年々増やしてきています。

新型コロナの場合は、世界的に様々なワクチンが開発されてきていますが、アストラゼネカ製のワクチンは南アフリカ型の変異種には効果が低いという治験結果が出ています。
新型コロナウィルスは、変異種が様々な型が報告されています。南アフリカ型、イギリス型、ブラジル型、カリフォルニア型の流行が報じられています。今現在承認されているワクチンが全ての型に対応できる保証がないのがややこしい点です。新型コロナは変異を起こしやすいという特徴があるため、対応するワクチンのいたちごっこになっています。ワクチンにより重症化を抑えながら、治療薬の開発に期待したいものです。
あとは、インフルエンザワクチンの様に毎年打たないといけなくなりそうだなあと思っています。終生免疫は無理だろうと思います。