ウガンダ選手団でワクチン2回接種した選手達から1人陽性患者が発生し、さらに2日後に1人の陽性者が発生したとニュースがありました。
オリンピック委員会がすすめている措置が心配になっています。

本来やるべき対応
陰性証明のある人でも5日間は空港隣接の隔離施設で強制隔離し、PCR検査を実施し、陰性確認ができたら入国を前提にするべきです。
しかし、空港隣接の強制隔離施設が存在していませんし、強制隔離できる法律も日本にはないです。
バブルという安全地帯をつくり、そこに接種がない状態を作るというプランで進んでいますが、色々抜け道がある仕組みの運用は難しいように感じています。

臨床で患者さんをみていると、潜伏期間からの陽性化は3日が多いです。6日以降の発症は見た事はないです。理想的には10日隔離ですが、実態にあわせると5日の強制隔離が良いです。
また、隔離中にワクチン接種済みの人には抗体価検査を行うのが良いです。ワクチン未摂取の人にはワクチンをそこで打てば良いです。
J&Jの1回のみで良いタイプのワクチンを海外扱いの運用で打てば良いように思います。
J&Jのワクチンは国内未承認ですので1回ワクチンでいくなら調整は必要だと思います。