新型コロナ感染拡大の影響で会社から会食の自粛や、移動制限の自粛という事があると思います。
やっかいなのは、自粛というキーワードです。自粛はあくまでも任意な対応です。
判断基準が定まっていませんし、多くの場合、就業規則にも書かれていません。
自粛を破った所で法的には問題にもなりません。

あくまでも任意の取り組みが自粛です。性善説に基づいて、みんなで自粛をがんばろうという取り組みは美しいのですが、自粛対応の限界も感じますし、自粛警察や、マスク警察のように勝手に取り締まりをはじめる人も出現します。

インフルエンザ特措法では、強制的な制限はないようですのでルールの徹底を論じるのであれば法改正も必要となるでしょう。

現状はあくまでも任意の自粛対応ですので、新しい生活様式を守り、危険レベルに合わせた対応をお願いするという形になりますが、政府から出ている新しい生活様式や、ソーシャルディスタンスをしっかり守る対応を継続して感染拡大の予防に取り組んでいきましょう。