新型コロナ対策

看護師出身の医療・福祉向け経営コンサルタントの(株)NSコンサルタンツが運営するブログです。日総研出版より看護関係の執筆多数あります。 本来は看護を中心とした業務改善の専門家ですが、(株)ホギメディカル出身ですので感染対策についても得意な指導分野です。顧客からの質問も多いのでブログを書くことにしました。私見が多くなりますが、よろしくお願いします。

    2020年は主に新型コロナ関連の対策等の情報をお伝えしていきます。 NSコンサルタンツのHPは以下となります http://ns-consultants.co.jp/ YAHOOショップ開店しました。 https://store.shopping.yahoo.co.jp/ns-consultants/search.html FaceBookは以下となります。 https://www.facebook.com/toshifuminishina

    タグ:集団免疫

    イギリスでは、デルタ型と言われるインド型に90%以上置き換わったそうです。
    ウィルスには優位性というものがあり、感染力が強いウィルスが蔓延すると全面的に置換が起こります。
    ワクチン接種を進めてきたイギリスですが、現在1万人/日のデルタ型が発生しています。
    イギリスは、取り急ぎワクチンの1回接種を全国民に進め、順次2回目に取り組んでいる最中ですから、ワクチン2回目が完了して落ち着く事を期待しています。
    ワクチンを2回打つのは、二次応答という現象で、抗体量を飛躍的に増やす効果ぎあります。
    イギリスに対して心配なのが、ワクチン1回目から2回目実施の期間がメーカー推奨よりも長い点です。期待する抗体量が保持出来る事を祈っています。

     一度コロナにかかったら、抗体が出来るから安心なんですよね?と医事科の職員から質問されたので解説しておきました。
    新型コロナに罹患した人は抗体を取得しますが、追跡調査で抗体量は30〜50u/mlとの事です。
    ちなみに、ファイザーのワクチンを2回接種して、3週間経過した状態での抗体量は2000u/mlとの事です。モデルナも2回接種で4週間経過で同等の薬効です。
     一般的な解釈では、抗体がしっかりある状態が250u/ml以上ですから、ファイザーやモデルナのワクチンを2回接種は非常に意義があります。
    まだよくわかってないのが、抗体量の持続期間で、どの程度の時間で、抗体量がどのくらい減少するかという点です。
     また、ワクチンは重症化を防ぐものであり、ワクチンを接種したから完全に感染を回避できるわけではないのです。ワクチンを打つ事で、罹患しても軽くかかる状態となる事に意味があります。
     新型コロナは、重症化すると回復しても後遺症により肺に深刻なダメージを受ける事が報告されており、その後遺症を私は恐れています。
    現状ではワクチン接種による集団免疫の構築が最良の選択肢ですので、ワクチン接種をしっかり広げて行きましょう。

    ニュースを見ていたら、イギリスではどんどんインド型に置き換わりが進んでおり、ワクチン接種を広げていても、インド型の強い感染力により感染者数がまた増加に転じているとの話であった。ワクチン接種を50%近く進めたイギリスで、2000人/日が、4000人/日へ感染者数が増加しているという話が心配です。
    感染者の年齢分布や、重症化率の情報が不十分なので追加情報が欲しいものです。
    ワクチンは重症化を防ぐものであり、感染を完全に防ぐものではない点を再確認しておいてください。
    ワクチンパスポートの話題は、治療薬がない現状を無視しているようで怖く感じます。

    ワクチン接種した人は自由に旅行できるようにしていこうという話があり、そのためにもワクチンパスポートを発行していこうという話を耳にしました。
    私が今まで学んできたのは、ワクチンは重症化を防ぐもので、感染を防ぐという役割は補助的な効果だという事です。
    新型コロナウィルスの特徴は変異が起こりやすく、ワクチンが全ての変異に対応できるという事は考えにくいのです。
    ワクチンを打てば感染リスクが大幅に下がるので、安心は出来ますが安全な状態ではないと考えます。
    インフルエンザはワクチンを接種していても罹患しますが、ワクチンで重症化を防ぎます。
    新型コロナも、ワクチンを接種したから罹患しないという保証はないのです。周辺70%の人がワクチンを接種して集団免疫を獲得する事で新型コロナの感染拡大を防げます。このため、アレルギーなどの問題がない人はワクチンをどんどん接種して下さい。
    ちなみに、ワクチン接種を2回行うと、1回目、2回目のワクチンのlot番号の入ったシールがついた証明書が完成します。
    シール2枚とワクチン接種した日、ワクチン接種した場所が記載されたものです。
    正式名称は、[新型コロナワクチン接種記録書]です。

    公費対応でいく、感染症分類は2類相当とすると決断したのは安倍政権でした。あれから1年以上経過し、ワクチンが開発し、実用化されており、集団免疫が獲得可能な環境が整いました。
    今こそ感染症分類を4類相当に落とし、公費をやめて保険診療に切り替え、接種券ありきでなく、希望者にはたとえば3000円でどこの医療機関で予約無しで打てます。というような体制に移行すべきだと思います。
    ファイザーなら6人セット割、モデルナならば10人セット割とかにしたい感じではあります。
    m RNAワクチンは歴史が浅いので、ワクチンの持続期間がまだはっきりとはわかりませんが、毎年ワクチン接種が必要な世の中になりそうですから取り扱いルールの整備を再構築すべきだと思います。

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